結婚式

小さい頃、一緒に日舞を習っていた子の結婚式へ行って来た。

歳が三つ年下の彼女と、二人でユニットの様に毎回毎回舞台にたった。

当時は景気が良かったから、正月になるとデパートの営業で初売りの時にはステージが作られ、そこで毎年舞踊団で踊った。
それが私達の毎年の 年の始まりだった。

四、五歳の彼女が踊るとおひねりが宙を舞い 花束がたくさん届いた。

大きな舞台では
お染久松や梅川忠兵衛を踊ったりした。
小さな私達が心中物語を踊ると見に来てくれたおばあちゃん達が涙を流して喜んでくれた。それがいつも嬉しかった。

お染久松の時は小さな彼女は着物の方が重たいんじゃ無いかと思う様な衣装とカツラをつけてそれは可愛らしくお染役を踊り、私は相手の久松役だった。

何故か男役をするとこの子を守らなくては!と言う気持ちになって
小学校の帰りに彼女がからかわれているのを見ると
こら〜!いじめるな!と言いに行ったのを覚えている。

花道からスポットライトに照らされて登場すると何百人ものお客さんが彼女を見て可愛い〜とざわめいた。

今日の彼女もそれはそれは可愛らしく
登場と同時に会場が可愛い〜とざわめいた。

素敵な旦那さんと二人幸せそうな顔をしていて。

お人形さんみたいだったなぁ。

登場した時には涙が出て小さい頃稽古した日の事を思い出した

おめでたいおめでたい。

式に参加できて嬉しかった。

いつまでもお幸せにね♥︎