寝る前に、最近は映画を観てから寝ていた。
どこか違う世界へ自分を連れて行ってくれるから

映画の中の美しい景色や音楽、人の心模様にふれ
日常の中で麻痺しそうな感覚を研ぎ澄ますのだ。

淡々と日々が進むのは 幸せな事なのだが、気を付けないと大切な何かを見失いそうになる。

外にある世界はとても広いというのに狭い視野でしか物事を見られなくなってはいけない、そういう風にボヤけてくると、つまらない目を持つ。つまらない目を持つとつまらない事が気になる。つまらない事が気になるとつまらない不平不満や取るに足らない事で心を悩ませる、不平不満が溜まると人の事まで色々言いたくなるのが人間だ。

負の感情は伝染する。
風邪のような物なんじゃないだろうか
いや黴のような物なんじゃないだろうか。
胞子を飛ばしてはびこっていく

そうしているうちに誰かの心にも胞子を飛ばしてしまうのだ。

だから、窓を開けて光を浴びて空気を入れ替えて綺麗に掃除してあげないとならない
時には自分の心に緑を置いたり音楽を流したり

心を飛び出して冒険へ行くのもいい。


とにかく外の世界は広いのだ。
外の風を入れるのだ、締め切っていずに
狭い視野は捨てるのだ。

そして何かが起きた時、それだけを見ずに
まずその背景にある世界へ目を向けるのだ
想像するのだ。
何故そんな事が起きたのか、何故そんな言葉が飛び出したのか。

つまらない目をしていると上っ面をすくい上げて
何もかも自分の世界が正しいと不平不満を言い出す。

その背景を見つめるのだ。

そうすると受け入れられる事の多さに気付く

そして外の風に吹かれるんだ。

時々自分に言い聞かせる。


映画で心の旅をするのもいいけれど、今夜はヘッドフォンをし寝床で夜空を見ながら音楽を聴いている。音楽の癒しについて書こうと思ったのにすっかり道にそれた

何故人は音楽にとって癒されるのだろうか
すーっと空気を震わせて消えていく感覚
歌い手の息をスッと吸い込む音
ギターの弦のキュっとなる音
残響音はどこか声の響くような自然の洞窟の中にでもいるような気持ちになれるし

瞳を閉じていると選ぶ音一つ一つで作られた世界が目の裏に景色を広げたり
リズムがたまらなく心地よかったり。


古代ローマでは、音楽を「心の薬」として治療に使っていたんだそうな。

大きな楽器を患者の胸に押し当て楽器を演奏して心に薬を送ったのだそうな。

本当に音楽は自律神経を整えてくれたりするみたい。

とにかく古代ローマ時代よりももっと昔から人の心を豊かにする薬だったに違いない。

認知症の患者に昔好きだった歌を聴かせると
歌い始めるというのだから

脳に与える影響の凄さたるや…

確かに自分に合わない音楽を聴き続けるというのは拷問に近く逃げ出したくなる時もある。
きっと脳が拒絶するんだね。


よく詳しい事は分からないけれど
自分の中にあるリズムと耳に入るリズムや音波の波長のような物が合うときっと脳の何かが体に働きかけるのだろう。